短気な人に伝えたい。
怒ったときに6秒待っても効果は無いです。
怒ってからその気持ちに蓋をするのではなく、怒る原因そのものを見つけて取り除く必要があります。
そもそも怒ってしまうのには様々な原因がありますが、その中でも大きな原因として、「期待や解釈との不一致」があります。
━ 期待や解釈との不一致 ━
「◯◯して欲しい」のにしてくれない
「普通は◯◯」なのになんでやらないの?できないの?
「◯◯じゃないとダメ」なのに◯◯じゃない
このカッコの中にあるのが期待や解釈です。
期待は幼少期の家族関係の中で知らず知らずのうちに刷り込まれていることも多いので、明確に言語化が出来ていないことも多いです。
相手が自分の期待と異なる行動やふるまいをしているときに、怒ることで相手をコントロールしようとするのです。
幼少期に親から怒りでコントロールされてきた体験をしている人は特にこの傾向が強い、という特徴もあります。
解決するためには、最初に自分の中にどんな「期待や解釈」が存在しているのかを特定する必要があります。
そういった期待や解釈は、抑圧してきた感情が接着剤の役割を果たして、無意識の領域に強力にこびり付いています。
そして、その抑圧してきた感情を吐き出し切ることではじめて「期待や解釈」を手放すことができます。
期待や解釈を手放すと、コントロール出来ない相手を無駄に、あるいは理不尽にコントロールしようとすることそのものがなくなります。
結果としてイライラすることが激減するのです。
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