価値観が行動を生み、 行動が人生を作る

「心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。」


前回の投稿ではこんな格言とともに、
心(≒価値観)の人生への影響が
大きいことをお伝えしました。


そして同時に、
行動を付け足すだけでは
人生が変わらないことにも触れました。


なぜなら、
言葉、行動、習慣すべての土台となる
価値観がそのままだと、いくら小手先で
変化を作ろうとしても上手く行かないからです。



今回は、
価値観を変えるための方法を話します。


前提として価値観には、
幸せに導いてくれるものと、
幸せから遠ざけるものがあります。



幸せに導いてくれる価値観には
こんな例があります。

「挑戦することは楽しい」
「自分から与えれば与えられる」
「自分はいつでも変われる」
「愛することは幸せをもたらす」
「自分はありのままで愛される」


反対に、幸せから遠ざける価値観には
こんな例があります。

「自分は完璧じゃないといけない」
「自分の感情と向き合ってはいけない」
「自分は決して変われない」
「自分は無力だ」
「自分には価値がない」



これらの価値観は
どこに根付いているのか?


価値観は
あなたの意識できる記憶と、
無意識下の記憶の中に
存在しています。



例えば、
あなたは10年前の朝ごはんを覚えていますか?
全然覚えてないですよね。


それもそのはず。
記憶が出来るのは、
強い感情が伴う経験をしたときだからです。


物凄く嬉しかった経験。
物凄く悲しかった経験。
物凄く楽しかった経験。
物凄く怒った経験。
物凄く誇らしかった経験。
物凄く恥ずかしかった経験。


こういった感情を伴う経験をするときに、
その出来事が強烈に記憶に残ります。


例えばこのような流れで
価値観が形作られます。

  1. 頑張ってテストで90点を取った。
  2. 褒めてほしかったのに、親にめちゃくちゃに怒られた。
  3. 強い怒りと悲しみを同時に感じる。
  4. 自分は頑張っても意味がない。自分は完璧じゃないと価値がない。という価値観が出来る。


    本当は、
    親の願いとしては子供に
    幸せになって欲しいと
    思っていたはずなんです。


    「親は自分の幸せを
    心から願っていたんだ。」


    という認識は、
    人生を力強く進むための
    強力なエネルギーになります。


    でも、無理やり頭でそう解釈しようと
    しても上手くいきません。


    なぜなら、当時感じた強い怒りと悲しみは
    未処理の感情となって自分の深層意識下で
    今もくすぶり続けているからです。


    その未処理の感情を
    完全に吐き出し切ること。


    これが価値観を変えるための通過点として
    絶対に必要になります。


    この方法を通じて価値観が変わったクライアントさんは


    仕事から逃げてしまう癖を完全に解消して
    お客さんからの信頼を得られるようになったり、

    ずっと定まらなかった事業の目的が
    はっきりと定まったり、

    転職後にプレッシャーでスキル習得への大きな抵抗が
    あった状態から、自然な好奇心を持って新しい
    スキル習得が出来るようになったりと、

    大きな変化を実感されています。


    ありがたいことに、

    「仮に1億円を貰ったとしても
    元の価値観の自分には戻りたくない。」

    という声もいただきました。


    人生を形作るすべての
    言動の土台となる価値観。


    そんな価値観と向き合いたい方は
    ぜひご相談ください。

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