いくら行動しても自己肯定感が上がらないたった一つの理由

いくら行動しても自己肯定感が上がらないたった一つの理由

あなたにこんな悩みはありませんか?

・疲れやすい
・自信を持てない
・だるい感じが続く
・将来に希望が持てない
・不安や緊張感が取れない
・一つのものごとに集中できない
・悲しみや絶望感が数週間以上続く
・周囲の人間の欠点がやたら目につく
・眠りが浅かったり眠れなかったりする
・自分にはできないとすぐに諦めてしまう
・自分より人の気持ちを優先しすぎてしまう
・ストレスやイライラを家族にぶつけてしまう
・完璧主義でタスクの完了に時間がかかってしまう
・現状に不満があってもそれを改善する行動が取れない
・自分に価値がないと感じたり、自分がダメな人間な気がする
・パフォーマンスを発揮できるときと発揮できないときの差が激しい
・人からどう思われるかばかりを気にして自分の本当にやりたいことがわからない
・現状のままでもっと幸せになれるイメージが湧かないのに、必要以上に現状を肯定してしまう


これらの悩みに共通するのは、

「自己肯定感の低さ」

です。


自己肯定感が低い状態だと、
それだけでストレスを感じやすくなります。


なぜなら自己肯定感が低い人は
自分の能力や価値を小さく見積もる傾向があるので、
日常のささいな失敗や批判から
大きく影響を受けてしまうからです。


また、
周りの人の意見や行動を気にしすぎてしまって、
人間関係の中で大きなプレッシャーや不安を
感じることが多いです。


さらに
「今の自分はダメなのだから将来の自分もダメだ」
と将来へ希望が持てずに絶望感に苦しみます。

このように、
自己肯定感の低さは
健康面、仕事面、人間関係など
人生のあらゆる領域で制限をかけることになるのです。


己肯定感を高めるためには、どうしたらいいのでしょうか?


一般的には、以下のような行動がお勧めされています。


・日常の成功体験を意識的に振り返ること
・ポジティブな自己アファメーションをすること
・ストレス管理のテクニックを学ぶこと
・毎日、日記でその日出来たことを3つ書く
・目標を細分化して、出来ることを積み上げていくこと
・読書の習慣を身につけること
・散歩をして生活リズムを整えること


しかし残念ながら、
これらの例のように普段の生活に
足し算をしていくような行動では
十分に自己肯定感を上げることは難しいのです。


なぜなら自己肯定感を引き下げている
深層の価値観が変わらない限り、
表面的な自己肯定感の向上は
一時的である可能性が高いからです。


一つ具体例を出しましょう。

将来の目標を考えることが苦手で、
自分の現状の不満をどう解消したら
良いのか分からなかったある男性は、

なぜ自分が将来の目標を考えられないのか、
まったく見当がついていませんでした。


むしろ自分は将来の目標を考えるのが苦手なタイプで、
そういう生き方しかできないのだと思い込んでいました。


ところが、目標を立てられない理由を深掘りしていくと

「現状に満足しないといけない」
「つまり、より良い未来を望んではいけない」

という思い込みがあることに気が付きました。


この男性の場合は、
子供の頃に繰り返し繰り返し「わがままを言うんじゃない!」と
両親から言われていた過去がありました。

そのご両親は決して子どものことを
憎んでいたわけでも、不幸になって欲しいと
思っていたわけでは有りません。

親として当然のしつけとしての声がけでした。

それでもその男性は
ご両親からの影響で、


「わがままを言う子は悪い子だ。」
「わがままを言わずに、現状に満足しないといけない」


という刷り込みが知らず知らずのうちに
されていたのです。

そしてその価値観は、
普段決して意識することはないものの
深層心理の中にとどまり続けていたのでした。


行動の足し算をしても自己肯定感が
元に戻ってしまう理由がここにあります。

自分の自己肯定感を大きく引き下げる要因に
なっている刷り込み(価値観)を取り除かない限りは、
いつまでも根本的な変化はできないのです。


先程の男性は自分を
制限している価値観に気が付き、

さらにその価値観を取り除くことで
初めて自分の本当に望む未来を
描き出すことができるようになりました。


この男性というのは私のことなのですが、
深掘りしてくれるコーチのおかげで
自分の可能性を制限している価値観の存在に
初めて気がつくことができました。


自分自身の価値観を見つけ出し、
それを客観的に観察するというのは
簡単な作業ではありません。


例えば自分の口癖って、
周りの人に教えてもらわないと
自分では決して気づかないですよね。

それは、
その口癖が自分にとっては当たり前すぎて、
自分の認識の中では無いのと同然だからです。


自分が認識できないほど当たり前になっている
思考の癖や価値観は
他者との関係や対話を通じてしか、
客観的に認識することが出来ないのです。


パーソナルコーチや心理カウンセラーを
つけるメリットがここにあります。


自己肯定感を大きく下げている価値観を見つけだし、
その価値観を「引き算」することによって、
(より具体的には上書きすることによって)
どんな自分でも受け入れられるようになるのです。


そうすることで初めて、

自分が本当にやりたいこと、
自分の本当の心の望み、
自分が最も大きな喜びを感じられること
自分が生きがいを感じれる人生

を見つけられるようになります。


今日のお話のポイントは3つあります。

行動をいくら「足し算」しても
自己肯定感が上がらない理由。

自己肯定感を上げるために必要な「引き算」は
自分を制限している価値観の上書きであること。

自分の価値観を客観視するには、
他者の存在が必要不可欠であること。

この3つです。

ここまで読んでくださったあなたが、
最も満足できる人生を送れるように祈っています。

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